4月の静岡ショー巡る意味不明な「アンケート」(7)
アジアディレクターであるこのクラブオーナーは今なお、何が”動物虐待”まがいの行為に当たるのかが理解できていないのでは??。
もしかすると、こうした疑問は「アンケート」を受け取った多くの参加者が抱いた共通の感覚かもしれません。
そもそも、何が”動物虐待”行為に当たるのかが分かっていれば、ショー会場内でこのBGブリーダーやその代理人らに注意していたはずですが、全く注意しなかったばかりか、当日も「何の問題もない」と言い張っていたのがその証拠でしょう。
2日目のショー終了時には何事もなかったかのようにこのBGブリーダーの控えケージの片付けの手伝いをしていたことからもそのことは窺えます。
「アンケート」の質問項目を見ても同様です。
質問の中で、「動物虐待と思われるようなことはありましたか?」と聞くだけで、どんな行為があったかは列挙されていません。
「○○○(このクラブ名)は多くのSHOWを開催していますが、この静岡のSHOWはいつもと雰囲気が違っていましたか?」という質問もあり、選択肢として「違っていた」「いつもと同じ」が書いてありました。
表面上いつもと変わらぬショーであったにもかかわらず、”動物虐待”まがいの行為が堂々と行われていたことが大問題なのですが、その認識も薄いようです。
その後に続くのが、「違っていたと答えた方 動物虐待と思われるようなことはありましたか?」という質問なのですが、そこには「あった」「無かった」のほかに、「いつもより楽しかった」という3つ目の選択肢があったのには愕然としてしまいました。
「いつもより楽しかった」という回答をした参加者の数が多ければ、”動物虐待”まがいの行為や一部のジャッジによるルール違反が帳消しになるとでも思ったのでしょうか…。
先週土曜日のショーでもこのBGブリーダーは「ルール違反なんて関係ねぇ! 失格になったって構わない!」とわめき散らしていましたから、TICAのルールを守るつもりなど毛頭ないのでしょう。
そんな人物を守るために配られたかのような「アンケート」結果など、TICAのボードが受け取ったとしても困るだけなのではないかと思ってしまいました。
《こんな窮屈な状態で猫がくつろいで待機できるはずがありません》
《小さな「ペットキャリー」の高さは23cmしかありませんでした。何のために控えケージがあるというのでしょうか…。こんな状態の控えケージにTICAのロゴの付いたロゼットを掛けるのはTICAに対する冒瀆であり、背信行為以外の何ものでもないでしょう》