4月の静岡ショー巡る意味不明な「アンケート」(9)
アジアディレクターを務めるクラブオーナーが配布した4月の静岡ショーを巡る「アンケート」は不正が起きる懸念が拭えない「アンケート」である点も指摘しておきたいと思います。
「アンケート」用紙には回答者の記名(署名)欄も押印欄もなく、偽造しようと思えば何枚でも”偽”の回答用紙を作れるからです。
仮に、真面目に回答した参加者がいたとしても、「アンケート」用紙の送り先が信用のおける第三者ではありませんから、自分たちに都合のいいように回答を改竄される恐れだってあるわけです。
アジアリジョンセクレタリーを務める別のクラブ代表が申し立てた89人の共同名義人から成る「プロテスト」においても、 共同名義人本人の直筆の署名は一切なく、単にクラブ員名簿から転載したと思われる住所と名前がアルファベット表記で並べられていただけでした。
今回もやろうと思えば似たような名簿を作って一緒に提出し、あたかも4月の静岡のショー参加者全員が「アンケート」に回答したと装う事も出来るというわけです。
この「アンケート」がTICAアジアに無用な混乱を引き起こしたり、TICAアジアの信用と評判をこれ以上貶めることがないように願うばかりです。