真っ黒な巨塔を築き上げてきた”2トップ”
「真っ黒な巨塔はすでに倒壊寸前にある」--。
「1998年から続いたブラッター時代は惨めな終焉を迎えた」--。
FIFA(国際サッカー連盟)のブラッター会長とプラティニ副会長が8年の活動停止処分を受けました。
サッカー界で起きていることと、身近な趣味の世界で起きていること…。
それは細かく見ていけば行くほど、次元や程度の差こそあれ、似ていることに気付かされます。
ある報道は2人に対し、「汚職が平気で行われる『世界』をつくってしまった責任こそ問われるべきだろう」と断じました。
趣味の世界に当て嵌めるなら、ルール違反が平気で行われる『世界』をつくってしまった責任こそ問われるべきでしょう。
選挙もそうです。
FIFAでは「W杯の開催地、出場枠などが会長選、理事選の取引材料に使われてきた」「各国のサッカー環境整備への資金援助制度にしても見方を変えれば集票のための切り札だった」「会長選は利権選挙の典型だ」--。
趣味の世界における選挙は果たして“利権”や”利益誘導”とは全く無縁と言い切れるでしょうか?
あるスポーツ記者は今回の活動停止処分に関連し、こう指摘しました。
「『2トップ』が排除された衝撃は大きい」--。
身近な趣味の世界においても「真っ黒な巨塔」を築き上げてきた”2トップ”が排除されない限り、新たな時代を切り拓くクリーンな世界は開けないのではないでしょうか。
※本日は3本をアップする予定にしています。2本目は13:15、3本目は18:00の予定です。
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