「出陳拒否」裁判、和解の方向で固まる?(1)
不当な「出陳拒否」を巡る裁判は、和解の方向で固まりつつあるようです。
11月27日の第11回期日において、原告側は原告側が起案した「和解条項案」を提示しました。
被告側としては、提示された和解案を拒否して「判決」に持ち込む選択肢もありますが、とりあえず持ち帰って被告側としての対案を改めて提示する方向になっているそうです。
どのような対案が出て来るか分かりませんが、原告側が受け入れられる範囲の対案であれば、年明け1月にも和解が成立する可能性もあるでしょう。
ただ、原告側にとって受け入れがたい対案であれば、交渉が長引く可能性もあり、そうなると2月、3月までかかるケースも想定されます。
早く決着がつくかどうかは、被告側がどのような対案を出して来るかにかかっていると言えそうです。