「出陳拒否」裁判で新たな展開(3)
不当な「出陳拒否」を巡る裁判を巡っては、実はもうひとつ注目すべき進展がありました。
それは和解内容の公表についてです。
原告側は当初から、和解内容の公表(開示)を主張してきましたが、被告側は反対してきました。
原告側としては、「原告の名誉回復は和解内容を公表しなければ実現出来ない」との理由を示し、裁判所も理解を示したとのことです。
もともと裁判は原則公開であり、裁判記録は誰でも閲覧できます。
そこがTICAの「プロテスト」の扱いと大きく違うところです。
原告側としては、和解内容が正式にまとまり次第、みなさんにお知らせする意向のようですから、楽しみにして頂ければと思います(もちろん、すんなりまとまればの話ですが…)。