「誰のため」「何のため」のリジョンショー?(3)
これまでの「アジアリジョンショー」は、はっきり言って「リジョンショー」とは名ばかりのものでした。
なぜなら、「リジョンショー」の主催クラブによって恣意的にジャッジが選ばれ、意図的に排除されたジャッジが何人もいたからです。
「あのジャッジを呼ぶと出陳者が集まらない」とか、もっともらしい理屈を捏ねるメンバーもいたようですが、それは私的な立場と公的な立場をわきまえない非常識な発言に他なりません。
単独のクラブショーと、「リジョンショー」では位置づけが全く異なるからです。
単独のクラブショーであったなら、「あのジャッジを呼ぶと出陳者が集まらない」という理由で招かないことも仕方ないかもしれませんが、「リジョンショー」はリジョンを挙げてのショーであり、公平・公正・平等にジャッジを招くのが基本だからです。
どんなジャッジであってもアジアリジョンのジャッジであり、少なくとも全員に平等に声をかける必要があります。
それに出陳者が集まるように努力するのがリジョンオフィスの役割であり、もし本当に「あのジャッジを呼ぶと出陳者が集まらない」というのであれば、どうすればそうならないようにするかを考えるのがアジアディレクターとリジョンオフィスの責務であるはずです。
「あのジャッジを呼ぶと出陳者が集まらない」というのは安易な言い訳による”責任放棄”に他なりません。
そもそも、各クラブが単独で開催するショーでは諸事情により出来ない事でも、「リジョンショー」という名の下でなら全ての人材を活用し、出来るはずなのです。
不正や不公正、不平等、そして責任放棄による無責任体制ときっぱり縁を切るためにも、次の「リジョンショー」は少なくとも「罰金」や「ショー禁止処分」を受けていないクラブ、排除志向のないクラブが主催すべきです。
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