「誰のため」「何のため」のリジョンショー?(11)
「TICAアジアリジョンショー」でABリングを審査するジャッジの「早い者勝ち」を巡り、もうひとつ酷い話が明らかになりました。
「早い者勝ち」と言っておきながら、一部のジャッジには連絡が届いていなかったというのです。
「早い者勝ち」にするなら、申し込み開始日時の”スタートライン”をはっきりさせた上で、全ジャッジに確実に案内を行き渡らせるべきですが、そうではなかったということです。
申し込み開始時間が決められていないなら、仮に申し込んだジャッジがいたとしても、「すでに全て埋まりました」と言って断ることも容易に出来てしまいます。
自分のクラブ員や親しいクラブに都合のいいジャッジだけにあらかじめ伝えておいて、早く申し込ませればいいだけです。
これではまるで「東京五輪公式エンブレムの選定」の時と全く同じです。現状の「証拠」や「証言」に基づく限り、“出来レース”と言われても仕方ありません。
昨日のショーの朝の挨拶でアジアディレクターは「早い者勝ち」とは言え、あたかも公平公正にジャッジとリングタイプを決めたかのように話しましたが、実際は全く違っていたのです。
ここのところの素晴らしいショーの流れに水を差すトップの言動はやはり残念のひと言に尽きます。