TICAメンバーの姿勢、「大変心強く」思える?
「問題点に取り組んで行こうとするアジアリジョンTICAメンバーの姿勢、大変心強く思います」--。
2年前の7月7日の文書を受け、その3日後、前アジアディレクターはこう書いた文書を全クラブ代表と全ジャッジに配布しました。
内容は、クラブ代表者会議は日程調整が難しいことなどから開催を断念し、代わりに意識調査を実施するというものでした。
あれから2年余り--。
4月の”動物虐待”まがいのショーの開催、そしてそれを受けての処罰が公式に発表されたにもかかわらず、今のTICAアジアでは「問題点に取り組んで行こう」という目立った動きはなく、逆に「何事もなかった」と平静を装うのにやっきになっているようにも映ります。
TICA本部が「罰金」と「ショー禁止」を科したクラブがあったというのに、「日本が不名誉を被った」という声も表立って出て来なければ、「何らかのアクションを起こすべきだ」という意見も公には聞かれません。
事態は極めて深刻であるにも関わらず、クラブ代表者会議を開くでもなく、意識調査を実施するでもないのです。
2年前にあれだけ”正義”を振りかざした前ディレクターも、4月の”動物虐待”まがいのショーで審査していただけに、何も言えないのかもしれません。
自分たちのルール違反や不祥事だと徹底的に無視して闇から闇へ葬り去ろうという組織は必ずや衰退し、世間一般からも見捨てられるでしょう。
キング牧師の言葉が蘇ります。
「問題になっていることに沈黙するようになったとき、我々の命は終わりに向かい始める」--。
※本日は2本立てを予定しています。2本目は18:00にアップの予定です。