捏造疑惑が晴れてひとまずホっ…
4月の静岡のショーでの”動物虐待”まがいの行為を巡っては、私たちがTICA本部に提出した証拠写真や動画が「捏造したものだ」「個人的な復讐のために作り上げたでっちあげだ」などの誹謗中傷があっただけに、捏造疑惑が晴れてひとまずホッとしています。
今回の処分が「重い」か「軽い」かについては、いろいろ意見が分かれるところだと思いますが、根拠も理由も挙げずに「重い」「軽い」という主張をしてはならないと思っています。
アクトはアクトなりにこの結果を分析した上で、改めて主張すべきは主張し、提言すべきは提言したいと思います。
さて、まず注目点は、今回の処分がShow Rule 29.1.1.2と、By-Law 17.2.2に基づいて行われた点でしょう。
Show Rule 29.1.1.2は、ショーマネジメントの責任、特にコミッティーの責任について明記しており、今回の処分はショーコミッティーに問題があったことをTICAのボードも認めたことになります。
さらに、29.1.1.2は「The show management shall take all reasonable care of cats」とも明記していますから、「care of cats」の面で問題があったと”事実認定”したと言えるでしょう。
By-Law 17.2.2では「The Board of Directors shall do anything necessary and proper that is lawful and not prohibited by these By-Laws for the welfare and benefit of the Association」と書いてありますから、4月の静岡のショーがTICAの繁栄と利益に反するものであったことも”事実認定”したと言えます。
明日以降も解説や分析を綴っていきたいと思っています。