「今季の活動停止を進言します」…
「TICAに貢献し、真面目に運営してきたクラブにとって残念で堪りません」--。
2年前の7月7日。ショー会場で、前アジアディレクターはこう書いてある1枚の紙を配りました。
とはいっても、出陳者に対してではなく、クラブ代表者に対してだけでしたから、この紙の存在を知るTICAメンバーはごく一部でしょう。
趣旨はクラブ代表者会議の開催提案でしたが、そこには「日本が不名誉を被ったと判断します」「『日本不信』の払拭は、日本のクラブが今回の問題に対して何らかのアクションを起こすべきだと考え開催提案します」と書いてありました。
そして、アクトに対して「今季の活動停止を進言します」と高らかに”宣言”したのです。
しかし、もし本当に「TICAに貢献し、真面目に運営してきたクラブ」があるとしたなら、今年4月の静岡のショーこそ、「残念で堪りません」となるのではないでしょうか…。
それだけではありません。
「TICAに貢献し、真面目に運営してきたクラブ」と自称したクラブ、「残念で堪りません」と憤ったクラブ自身が”動物虐待”まがいのショーを行い、TICA本部から処罰を受けたのです。
この1枚の紙の起案者は、その”動物虐待”ショーを開催して処罰を受けたクラブ代表者と、それを中心となって手伝ったクラブ代表者の連名だったのです。