処分が逆効果になる恐れも…
今日も正午と18:00の2本立てを予定しています。
さて、もし理由はどうであれ、アクトがTICA本部から「罰金1000ドル」と「1カ月の”ショー禁止”」処分を科せられたなら、みなさんはどうしたでしょうか?
それでもアクトのジャッジを引き受けますか?
それでもアクトのクラークを引き受けますか?
それでもアクトのショーに出陳しますか?
おそらく、「そんな処分を受けたクラブに協力できるはずがありません」と口を揃えるでしょう。
でも、それだけで済むでしょうか?
「TICA本部から処分を科せられた以上、TICAアジアとしても何らかの処分を科さなければならない」とか、「1カ月の”ショー禁止”では生ぬるい。1年間の”自粛”処分を科そう」といった話が持ち上がっても不思議ではありません。
なぜなら、TICA本部から何の”お咎め”がないにもかかわらず、実際にそうした動きが2年前にあり、執拗なアンケート調査まで実施されたからです。
それに、4月の静岡のショーを巡っては、いまだに「『プロテスト』したアクトが悪い」と言って憚らず、アクトへの協力を頑なに拒むジャッジやメンバーが少なくありません。あ
今回、アクトの”告発”をきっかけとして(私はそう思っていますが…)、「罰金1000ドル」と「1カ月の”ショー禁止”」処分が科せられてしまったことで、こうした傾向がますます強くなる懸念もあります。
もちろん、そうした本末転倒な主張や動きはあってはならないことだと思いますが、もし、そうした傾向が強まるなら、せっかくのTICA本部の処分も逆効果だったという皮肉な結果と言わざるを得ません。