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2015年10月24日 (土)

「膿を出し切る」にはほど遠い…(3)

FIFA(国際サッカー連盟)の汚職事件は”底なし沼”の様相を呈しています。

なんと、日本でも馴染みが深いベッケンバウアー氏まで倫理規定違反で調査を受けていることが発表されました。

2018年と22年のW杯誘致の買収疑惑に関係しているとのことです。

FIFAを巡ってはブラッター会長とプラティニ副会長が倫理委員会から90日間の暫定的な資格停止処分を受けています。

ちなみに、FIFAの倫理委員会は独立した組織であり、調査・審査部門合わせて15人の司法関係者らで構成されています。

翻ってTICAはどうでしょう…。

TICAには独立した倫理委員会などありませんから 、ボードメンバーのひとりであるアジアディレクターがオーナーのクラブで“動物虐待”ショーが行われても、厳しい判断を示すことなど期待できません。

FIFAのように、独立した倫理委員会があれば、このクラブオーナーに対し、ディレクター及びジャッジ資格の資格停止処分を科したでしょうが、TICAにはないのですから甘くなっても仕方ないのかもしれません。

ある報道はFIFAのこうした倫理委員会の動きについて、「”瀕死”の状態になってようやくFIFAの自浄作用が働いたとも解釈できる」と書きました。

しかし、TICAアジアにあっては”瀕死”の状態になってなお、自浄作用が働く兆しは見えません。

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