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2015年10月 6日 (火)

「ショーコミッティー」の役割と責務(1)

「ショーコミッティー」の役割と責務は何か--。

ショーコミッティーメンバーに名を連ねたメンバーの何人がこれらを真剣に、あるいは突き詰めて考えたことがあるでしょうか?

TICAの場合、ショールールで明記されていますから、もしそれを読まないでショーコミッティーメンバーになっているなら、改めてTICAのルールを原文でしっかり読み、理解する大切さを強調したいと思います。

とはいえ、私がこのブログで強調したいのは別のことです。

ショールールにはっきり書かれているわけではありませんが、それは招いたジャッジに関する事柄です。

ショーコミッティーがルールに基づくショーを運営していなければ、ジャッジは安心して審査に集中出来ないでしょうし、仮にその場ではジャッジが気付かないことでもルール違反があったとしたなら、あとあと招いたジャッジに多大な迷惑がかかるおそれがあるからです。

その象徴的事例は4月の静岡でのショーです。

”動物虐待”まがいの行為をした出陳者やエージェントのみならず、それを手伝った人々、そしてショーコミッティーメンバー全員がその時も、その直後も「何の問題もない」という姿勢を貫いていました。

今なお、”動物虐待”まがいの行為をした出陳者やエージェント、ショーコミッティーメンバーが何事もなかったかのように、その後も出陳し、ショーを楽しんでいるわけですから、いまだに当事者意識は皆無なのかもしれません。

しかし、ショーコミッティーメンバー、さらには”動物虐待”まがいの行為をした出陳者、エージェントは、そのショーで審査を担当した全ジャッジに対し「何の迷惑もかけてない」と胸を張れるでしょうか?

招いたジャッジが安心して審査に集中できるように、ショーコミッティーメンバーは一丸となって運営上のコンプライアンス(法令・ルール順守)に細心の注意を払い、万全の目配りをしたでしょうか?

招いたジャッジに審査上のルール違反のリスク、さらにはTICAのジャッジとしての倫理規律違反を犯させるリスクを背負わせるようなショー運営をしなかったでしょうか?

招いたジャッジにリスクを負わせ、あとあと大きな問題や迷惑をかけるようなショーコミッティーが存在する限り、TICAアジアの出陳者が増えることはないと思えてしまうのです。

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