関東・東北豪雨の深い”爪痕”に思う(1)
東京は昨日に続いて秋晴れとなりましたが、関東・東北豪雨の被災地域では深い”爪痕”が今なお残っています。
被災された方々にお見舞い申し上げるとともに、一刻も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。
とは言え、「気持ちだけでは意味がない…」という”お叱り”もまた甘受せねばなりません。
TICAアジアで起きている様々な”不祥事"同様、心では思っても具体的な行動を起こさない限り、事態はいっこうに改善しないからです。
今回の豪雨災害に限らず、ペットの救助・救出をいかにしていくのかは大きな課題であり、そのための具体的な行動をTICAアジアとしても考えなければならないのではないでしょうか?
特に、地域猫活動に携わっておられる方なら同じお気持ちだと思いますが、数多くの”外猫”さんが被災し、「同行避難」出来なかっただろうと思われます。
これは非常に胸が痛みます。
それでもフェイスブック(FB)やツイッターを見ていると、多くの方々が被災ペットさんの一時預かりなどの支援を申し出られており、改めてSNSの重要性を認識しました。
動物愛護や動物福祉団体の各支部のページを見ると、被災地の状況がよく把握できますし、どんな支援が必要かがすぐに分かります。
様々な投稿やコメントを通じて、現場で今何が起こり、何が課題となっているかもリアルタイムで掴めます。
本来、こうした取り組みこそ、TICAアジアを挙げて乗り出すべきなのでしょうが、TICAアジアリジョン公式サイト、ディレクターがオーナーのクラブサイトを見る限り、お見舞いの言葉ひとつなく、無関心なように見えるのは残念でなりません。
まるで、TICAとはキャットショーのためだけの団体であることを”公言”しているように思えてならないのです。
動物愛護、動物福祉に強い関心と情熱を併せ持つ愛猫団体にならなければなりませんし、しなければならないとの思いを改めて強くしました。