「あまりにも特殊な論理展開に驚き」…
「東京五輪公式エンブレム」の撤回問題と、不当な「出陳拒否」を巡る裁判の構図がどうしてこうも似るのか--。
ひと言でいえば、「根は同じ」ということなのでしょう。
尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏が2日夜にブログに書き込んだとされるメッセージもまさにその証左となるものでした。
尾木氏の元へはデザイン業界関係者から「デザイナーへの批判をやめるように」といった”身内”をかばう声が相次いだらしいのですが、どれもこれも一般常識とはかけ離れていたようで、「あまりにも特殊な論理展開に驚きます…」と書きました。
猫界も同じようなことが起きています。
不当な「出陳拒否」の首謀者であるクラブオーナーらに関する書き込みが”誹謗中傷”だとか”バッシング”だとか…。
あるいはブログでの批判をやめるようにといった”声”が一部で出ているわけですが、尾木ママ同様、私もこうした”声”に関しては「あまりにも特殊な論理展開に驚きます」と感じざるを得ません。
批判されるような事をする方が悪いはずなのに、正して欲しいと願って批判する方が”悪者”になるという不条理--。
しまいには「正義を振りかざすな!」とか「正義を押し付けるな!」とか、「正論が通ると思うな!」とか言われる始末です。
猫界のみなさんにも尾木ママの言葉をそのままお伝えします。
「身内意識のひいきじゃなくどうか視野を広げて下さい」