「呆れるほかない…」とはまさにこの事?
ただ、ただ、呆れ返るばかりです…。
不当な「出陳拒否」を巡る裁判の第9回期日(9月3日)において、被告側が「和解」に関連して新たな提案をしてきたそうです。
それは「謝罪はするが、(和解金などの)金銭は払わない」というものでした。
「謝罪する」と明言したからには、”罪”や”非”があったことを認めたわけであり、償いとして賠償金なり、慰謝料なり、和解金を払うのが常識的な判断だと思いますが、被告側4人は違うようです。
「金銭は払わない」ということは「償いはしない」という意志を示したように思えてなりません。
子供時代によく、「”ごめん”で済めば警察は要らない」と言ったり聞いたりした覚えがありますが、まさにこの感覚のようです。
「謝罪はするが、金銭は払わない」というのは被告側代理人が裁判官に対して述べたことだそうですから、これはクラブ代表とエントリークラーク2人も含めた被告側全員の総意なのでしょう。
それにしても、こんな提案をすることがTICAのジャッジとして、TICAのディレクターとして相応しい言動と言えるのでしょうか?
私には往生際が悪いとしか思えませんが、単に和解交渉で被告側に有利な条件を引き出すための戦術なのかもしれません。
そうではあったとしても、「謝罪する」と決めたからには、ひとりの“人間”としてしっかり”罪”を償って頂きたいと思うのです。