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2015年9月 9日 (水)

議論のテーマに挙がった「23.6.5」(5)

問題はこれで終わりではありません。

⑤仮に恣意的な判断を排して客観的に事実認定できたとして、さらに証拠と根拠と理由を対象となる出陳者に示したとしても、もし出陳者がそれに納得しなかったらどうすればいいかという問題が出て来ます。

今回の日本で起きた「出陳拒否」を巡る裁判も、出陳者側が納得せず、TICA本部もクラブ側もそれに対して有効に対処出来なかったがゆえに、裁判沙汰になったのではなかったでしょうか…。

証拠を示したと言っても、捏造されたものかもしれません。

証言があったとしても偽証かもしれません。

根拠や理由を示したと言っても、一方にだけ都合のいい屁理屈かもしれません。

拒否された出陳者が納得しないのであれば、少なくとも1回は出陳者側の反論を聞くことは必要ではないでしょうか?

その上で、ショーコミッティー側の主張が正しいのか、出陳者側の主張が正しいのかを決めるのが正しい手続きのあり方です。

TICAの「プロテスト」の仕組みも基本的にはそうなっているわけです。

「出陳拒否」だけ、ショーコミッティー側の一方的な通告だけで拒否できるのは手続き的な欠陥があるとしか思えません。

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