戦後70年に関連して思う(4)
「真の和解を行い、未来を切り拓くべきだ」--。
安倍首相の戦後70年談話に関する報告書を巡り、中国の王毅外相がこんなことを話したとの報道がありました。
この言葉は身近な趣味の世界においても同じではないでしょうか…。
今回の不当な「出陳拒否」の裁判が仮に「和解」で幕を閉じたとしても、それは単にあるひとつのクラブの2回の「出陳拒否」についてのことだけです。
そして、その「和解」ひとつ取ってみたところで、書面に「謝罪」や「陳謝」などの文字が記載されたからといって、それで「真の和解」を果たしたと言えないのは当然ではないでしょうか?
「痛切な反省」とともに、「心からのおわび」があってこそ、「真の和解」につながり、未来を切り拓くことにつながると、私は思っています。