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2015年8月25日 (火)

ボードによる”ボード改革”(2)

ジャッジが降格された場合あるいは昇進が否決された場合に開くことが出来る「公聴会」について、現在のJudging Programはジャッジ資格によって差を設けています。

418.13は「A Probationary Specialty judge」の場合、「A hearing is not necessary」

418.14は「An Approved Specialty Judge」の場合、「A hearing is not necessary」

418.15は「A Provisional Allbreed judge」の場合、「A hearing is recommended」

つまり、現状ではSPジャッジの場合、「公聴会」は必要ないとされているのです。

これに対して、新会長の提案では418.13~15を削除するとしています。

要はジャッジの資格で差を付けるのではなく、ジャッジである以上、公平に「公聴会」の機会を与えようという意図が読み取れます。

これはジャッジの資格が高い人たちの”特権”をなくすことを意味しますし、ボードにとっては「説明責任を果たす」という役割が増えるわけですから、ボードメンバーとしては二の足を踏んでもおかしくない案件とも言えます。

それだけに今回の提案の行方に、私は注目しています。

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