猫界ではなぜ許されない?(3)
「何と情けない体たらくか」--。安保法案が衆院を通過した翌日のある新聞の1面にこんな言葉で始まる記事が載りました。
与野党双方の衆院議員に向けての言葉ですが、この文章を「上から目線」だかと「議員をバカにしている」とか非難する人はいないでしょう。
しかし、もし私が猫の団体やその理事会に対し、「何と情けない体たらくか」と、このブログで書いたらどうなるでしょうか?
恐らく、私やアクトを潰すチャンスを虎視眈々と狙っている人たちは、鬼の首を取ったかのように非難し、すぐボードメンバーに報告したり、私の会員資格を剥奪すべきだという「プロテスト」を準備したりすることと思います。
しかし、一般国民として普通に許されている「言論の自由」「表現の自由」が、どうして猫の団体にあっては大きく制限されなければならないのでしょうか?
そこにこそ、猫界が抱える根本的な問題の根、しかもそれは単なる趣味の世界を超え、人間としての根本原則の問題があるのではないでしょうか…。