「カウント」は違って当たり前ですが…
このブログでも何度も取り上げていますが、「アブセント」は出陳者の正当な権利ですから、「アブセント」によってキャットカウントが変わることは当然とも言えます。
逆に、全リングでカウントが全く変わらないという方が不思議と言えるかもしれません。
その意味で、先週末のショーのチャンピオンシップのABリングのカウントが1番多いジャッジで31だったのに対し、1番少ないジャッジで24だったのも、ことさら奇妙と言うわけではないでしょう。
確かに7頭の「アブセント」は31頭の2割強を占めますし、カウントが24ということはファイナルの表彰も「トップ9」になるわけですから、主催クラブ、出陳者ともに残念だったかもしれません。
とは言え、マークドカタログを確認すると、このジャッジだけ「アブセント」した7頭のブリーダーやオーナーは全て主催クラブのクラブ員系でした。
このジャッジのリングだけは、10頭ファイナルを”犠牲”にしてまで足並みを揃えて「アブセント」しなければならない深い理由があったのかもしれません。