エルメスのバッグにも動物愛護の波
ジェーン・バーキンさんの声明にはちょっと驚きました!
つい先日、ジェーン・バーキンさんが「エルメス」に対し、バッグの名称から自身の名前を外すよう求めていることが明らかになったのです。
彼女の声明によると、「私の名を冠したエルメスのハンドバッグを製造する過程で殺処分されるクロコダイルへの残酷な処置を知るに至った。国際基準に則った改善処置が適用されるまで、バーキン・クロコの名を外すようエルメスに依頼した」--。
さらに、「靴やハンドバッグ、ベルトなどに使われるため、毎年多くの爬虫類が殺されている」と指摘し、こうした製品を身に着けないよう訴えているそうです。
「エルメス・バーキン」のクロコと言えば、400万~500万円する高価なバッグですが、動物愛護団体のPETA(People for the Ethical Treatment of Animals)」によると、1つ作るためにクロコダイル2~3匹が必要で、残酷な方法で殺されるまで狭いコンクリート製の容器に押し込まれていると言います。
動物愛護の活動の現状と今後の方向性をしっかり理解しておかないと、いつどういうことでキャットショー団体自体がその標的にならないとも限りません。
動物愛護の波が確実に広がりを見せるなか、ショー会場での”動物虐待”まがいの行為など、言語道断であることがお分かり頂けると思います。