”贔屓客”がいる店、いない店
”贔屓客”がいるお店は繁盛し、”贔屓客”がいないお店は衰退する--。
こう思う人が多いかもしれませんが、果たしてどうでしょうか?
「贔屓」はもともと、「鼻息を荒くして力んだり力を込めたりする」の意味で、転じて「特定の人を助けたり目をかけたりする」という意味になりました。
しかし、それが度を過ぎ、やり過ぎて”贔屓客”だけのために力添えし、”贔屓客”もそれに呼応してガヤガヤ、ワーワー大騒ぎするようでは、一般の客がいなくなってもおかしくありません。
趣味の集まりも同じではないでしょうか…。
先週末のショーは”贔屓客”によってガヤガヤ、ワーワー大騒ぎする光景は見られず、ゆったりのんびり静かに時間が過ぎましたが、同時に充実した雰囲気を感じることが出来ました。
”贔屓客”がいないからと言って必ずしも衰退するものではなく、逆に”贔屓客”が大騒ぎするようなお店こそ、一般客が遠のき衰退していくのではないかと思いました。