被害者と加害者と第三者(1)
元少年Aによる「絶歌」出版を機に、加害者と被害者を巡る様々な問題が再びクローズアップされています。
もちろん、猫界においても、加害者と被害者を巡る問題は全くの他人事とは言えません。
被害者がいて、加害者がいて、そして被害者でも加害者でもない第三者がいるという構図は何も変わらないからです。
時折、ショー会場で私たちに対し、「過去は過去なんだから、忘れて仲良くしましょう」と声をかけてくる出陳者がいます。
「同じTICAアジアの仲間でしょう」と…。
そうした人たちは元少年Aに子供を殺害された被害者遺族にも同じことが言えるのでしょうか?
「過去は過去なんだから、忘れて仲良くしましょう」と…。