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2015年6月10日 (水)

裁判所の手を借りないと判断できない?

「またか…」と思うか、「当然でしょう…」と思うか、感想は異なるかもしれませんが、TICAに長年いるメンバーであれば驚く人はいないかもしれません。

TICA本部サイトでSpring Board Meetingの議事録が公表され、3月7~8日のショーに関する「プロテスト」が「No Action」となりました。

訴えた側は「ルール違反があった」と主張したわけですが、TICAのボードは「ルール違反はなかった(The Board found that no TICA rules were violated)」と結論付けたわけです。

しかし、議事録上はどういう根拠と理由において訴えを退けたのか? どうして「ルール違反はなかった」と言えるのかについて一切、明らかにしていません。

そもそも、法律用語としての「find」はあくまで「判断を下す」「宣言する」という意味でしかありません。たとえ、ルール違反があったとしても「なかった」という判断を下すことも可能なのです。

その証拠に、現在、東京地裁で行われている裁判も、ボードが「No Action」とした「決議」を巡って争われているのです。

いちいち裁判所に訴えて、裁判所の判断を仰がねばならないTICAのボードというのは何なのだろうかという疑問が出て来ても不思議ではありません。

裁判所の手を借りなくても、誰もが納得できる判断を下せる組織こそが真に健全な組織と言えると思うのですが…。

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