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2015年6月 5日 (金)

腐敗した組織を浄化する第一歩

「そもそも、会長選挙で5選されたこと自体が非常識極まりなかった」--。

国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長が辞意表明したことを受け、こんな指摘も飛び出しました。

しかし、言われてみれば確かにその通り。そうした批判が高まって辞意表明せざるを得なくなったと言えるかもしれません。

なぜ、「非常識」だったかと言えば、これだけの不祥事が明らかになったにもかかわらず、各国協会代表が会長の責任を追及せずに5選させたことで、FIFAの”自浄能力”に大きな疑問符が付いたことでしょう。

各国サッカー協会関係者はその歪みに気付きながら、自分たちに見返りがあるために、トップの”暴挙”に加担してきたのです。

FIFAの理事には定年制や再任制限がないことも前近代的な過去の”遺物”と言え、それが利権をむさぼり続ける体質を蔓延らせてきたとの指摘もあります。

腐敗しきった組織を浄化し、新陳代謝を起こせる仕組みに作り直し、再生しなければならないわけですが、一から築き直す改革の第一歩とは何であるべきなのか…。

それは誰の目にも明らかでしょう。

公正・公平に、かつ迅速に改革を進めていく強力なリーダーシップを持つ新会長を選ぶこと以外にありません。

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