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2015年6月13日 (土)

日本では常態化している”ルール違反”

日本では当たり前に行われている事について、ボードではどうするかが大真面目に議論されている--。

さて、何のことか? みなさんはお分かりでしょうか?

いわゆる「差し込み」のエントリーについてです。

日本のTICAメンバーの何人が知っているか分かりませんが、「差し込み」などという規定はTICAのルールにはありません。

エントリーの締め切りについてはShow Rule 23.6.7で定められている通りですが、日本ではルール違反が日常的に行われているのです。

先のSpring Board Meetingではディレクターのひとりが「審査が始まる前までにカタログの追加のページ(いわゆる「差し込み」)を配ることによって、締切後でもエントリーを受け付けられるようにしてはどうか」という動議を出しました。(※”additional pages of the catalog have to be delivered to the exhibitors before the beginning of the judgments”)

ボードで票決されるためにはもうひとり別のディレクターの支持が必要でしたが、それを得られず、動議の提出自体が認められませんでした。結局、ルールコミッティーでさらに議論することになったのです。

日本では常態化している「差し込み」という名の”ルール違反”--。

さすがに、アジアディレクターも「日本ではどこのクラブも昔からやっていますけど…」とは言えなかったようです。

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