「3日天下」ならぬ”5日天下”
国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長が辞意を表明しました。
5期目の会長選挙で当選してから5日しか経っていませんでした。
同会長はコメントの中で、「先日の選挙で私の再任が決まったが、クラブや関係者などサッカー界の全体の支持を得られていない」と語りました。
会長自身にも捜査の手が伸びていることを辞意表明の理由とする向きもありますが、それを抜きにしても当然と言えば当然でしょう。
「全体の支持」どころか、批判や非難の声は再選後も高まるばかりだったからです。
「FIFAが向き合ってる問題はまだ終わらない。FIFAには深い改革が必要だ。だから新しい会長を選ぶ」--。
ブラッター会長はこうも強調しました。
FIFAに限らず、組織を立て直すためには、まずはトップが代わらねばなりません。