「良い変化」を前にしての…
TICAアジアの行く末を案じているメンバーが多くいることは私も分かっています。
しかし、私はそんなに悲観的には考えていないのです。
なぜなら、大切なのは「勇気」であり、そうした「勇気」を持ち合わせているメンバーがTICAアジアの中には数多くいるからです。
「中立を貫くこと」「『良いことは良い、悪いことは悪い』と是々非々で臨むこと」「過去と決別すること」は確かに口で言うほど容易ではなく、実際に行動に移すと色々な事があるかと思います。
けれども、「良識」と「正しい判断」は、たとえ今は孤立無援な「点」と「点」に見えようとも、それはすぐに「線」になり、いずれ「面」になって広がっていくはずです。
英国の女性作家であるフェイ・ウェルドンもこう言っています。
「良い変化には必ず苦痛が伴う。それが特徴である」(原文はAll the best transformations are accompanied by pain)--。
今のTICAアジアの現状を、私は「良い変化」を前にしての”苦痛”の時期であると考えています。
3年後、5年後に今を振り返れば、必ずやそう思えることでしょう。