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2015年5月 7日 (木)

その場で注意出来なかった訳

「ケース・バイ・ケース」という言葉があります。

状況によって「出来る場合」と「出来ない場合」がある、あるいは「敢えてそうした方がいい場合」と「敢えてしない方がいい場合」があるということです。

前シーズン最後のショーで起きたことに関し、「なぜ、その場で注意しなかったのか」「その場で注意せず、後からとやかく言う方がおかしい」という人達がいることは知っています。

しかし、あのショーに参加していた人なら分かると思いますが、注意出来る雰囲気だったでしょうか?

ルール違反や倫理違反がひとつやふたつならまだしも、数々の違反があり、それについてひとつひとつその場で指摘出来たでしょうか?

お互いがルールに精通しているなら、話も早いかもしれませんが、そうでないなら、いちいちルール原文を示し、さらに日本語に訳し、「こうこうこうだから違反です」と説明しなければなりませんでした。

出陳頭数が多く、時間が押しているあのショーで、そうしたことが果たして可能だったでしょうか?

例えば、ベンチングケージに関し、大きさや使い方に詳細なルール上の規定はありません(ひとつのケージに入れられる猫の数の規定はありますが…)

ですから、ベンチングケージに小さな小動物用のキャリーを入れ、その中に成猫を入れていても、厳密な意味ではルール違反ではないですから、注意しようものなら、逆に「言い掛かりをつけるな!」とか「ショーを妨害する気か?」とか”攻撃”されたことでしょう。

問題のあったオーナーは、かつて審査中のリング横で女性出陳者を平手打ちにした人物です。

このクラブのショーでは、見学者が何もしていないのに、警察に通報され、そのまま警察署に連れて行かれたケースもありましたから、なおさらのこと、その場で注意や指摘など出来るはずがありません。

こうしたことを考え合わせてもなお、「なぜ、その場で注意しなかったのか?」と、私たちを責めるのでしょうか…。

もし、その場で私たちがルール違反を指摘し改善を求めたなら、「なぜ、その場で注意しなかったのか?」と私たちを責める人たちも私たちに同調してくれたでしょうか…。

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