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2015年5月 5日 (火)

最後の最後に起きた大問題(8)

前シーズン最後に静岡で開かれたショーに関して、アジアディレクターを務めるクラブオーナーは「何の問題もないショーだ」と言っていると聞きました。

おそらく、ショーコミッティーメンバー、クラーク、会場内にいたリジョンセクレタリーを含め、「何か問題があったの?」みたいな感覚だったのだと思います。

そうでなければ、会場内はショーどころではない大騒ぎになっていたからです。

では、なぜ何も起こらず、大変なことにならなかったのでしょうか?

答えは簡単です。TICAのルールに精通している人が誰もおらず、「動物愛護」の精神に敏感な出陳者がいなかったからに他なりません。

ルールを知らないなら、何がルール違反に当たるか分かるはずがありません。

動物愛護の精神を持たないなら、会場内で猫がどんな扱われ方をしていても何も感じないでしょう。

仮にジャッジがルール違反を犯しても、クラークや出陳者に正確なルールの知識がないなら、注意や指摘のしようもないのです。

そして、ジャ ッジや出陳者がいくらルール違反を犯しても、ショーコミッティーにTICAのルールに精通している人物がいなければ、これまた注意のしようもないというわけです。

実に恐ろしい”負の連鎖”というか、”無知の連鎖”です。

前シーズン末のショーは、まさにそれを「これでもか!」というばかりに露呈したショーでした。

注意しようにも、アジアディレクターを務めるクラブオーナー自ら、「何の問題もない」と言い切っていたわけですから、もはや現場で何を言おうと無駄だったのです。

TICAのボードなり、裁判なりで判断を仰ぎ、ルール違反や不正、倫理規律違反を問うていかねばなりません。

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