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2015年4月15日 (水)

良識あるTICAメンバーの”総意”!?

「もう2度とジャッジとして招いて欲しくない」--。

先週末のショーでジャッジとして招かれたあるジャッジが主催クラブに対し、こんな様な事を言ったとか言わないとか…。

真偽の程は定かではありませんが、要は「審査した猫の数より、アブセントの数が多かった」というのがその理由だそうです。

確かに、日曜日の審査結果をよく見ると、このジャッジのABリングのキャッツのカウントは21頭でした。

この日、最もカウントが多いジャッジのABリングは61頭でしたから、単純計算で40頭のアブセントがあったことになります。

エントリー数のうち3分の2がアブセントするなど、確かにTICAの30年を超える歴史の中でも初めてかもしれません。

しかし、だからと言って主催クラブに”文句”や”不満”を言うのは筋違いもいいところでしょう。

主催クラブの肩を持つつもりはありませんが、出陳者がどのリングに出し、どのリングに出さないかは主催クラブにとって全く与(あずか)り知らぬこと…。

それぞれのリングに出すかアブセントするかは、出陳者の「正当な権利」であり、主催クラブといえども決して口出しできないのです。

もし、主催クラブが出陳者に、「あのジャッジのリングはアブセントしないで下さい」と強要したら、それこそ出陳者に対する権利侵害で「プロテスト」されてしまいます。

ショーコミッティーのメンバーがエントリーしていたとしても同じです。

アブセントしたとしても、それは出陳者としての「正当な権利」の行使であり、ショーコミッティーとしての立場が優先すべきと考える特別な理由は全く見当たりません。

猫は家族の一員であり、我が子同然なわけですから、「審査して欲 しくない」「触って欲しくない」と思えば、アブセントして当然ではないでしょうか…。

ですから、主催クラブに”お門違いな”不満を述べるぐらいなら、なぜ、自分のリングだけアブセントがこんなに多いのか、反省すべきだと思うのです。

出陳者が敢えてアブセントするからにはそれなりの理由があるはずです。

私はこのジャッジがこれまでしてきた数々の出来事の”答え”がこういう形で返ってきたのだと思っています。

それはTICAの健全化と再生を願う、良識あるメンバーの”総意”でもあったのではないでしょうか…。

アブセントが40頭もいたという厳然たる事実を真摯に受け止めて反省することこそが求められていると思えて仕方ありません。

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