裁判の行方占う重要ポイント(8)
不当な「出陳拒否」を巡る今回の裁判は、あくまで第1弾に過ぎません。
既に触れましたが、アジアディレクターがオーナーのクラブに関しては、昨年6月14~15日、同10月4~5日のショーについても「出陳拒否」がありましたから、原告側は第2弾の裁判を起こすでしょう。
リジョンセクレタリーが代表のクラブにおいては、昨年4月12~13日、同11月8~9日と2回にわたり、不当な「出陳拒否」がありましたから、第3弾も控えています。
”第三のクラブ”でも、昨年6月1日に不当な「出陳拒否」がありましたから、裁判は第4弾まで続くことになります。
現在の被告側代理人が第2弾、第3弾の裁判の代理人を引き受けるかどうかは分かりませんが、いずれにしても”4連戦”になるわけです。
この4連戦の判決の行方が、今後のTICAアジアを健全な方向に向かわせるかどうかの重要な試金石になることは疑う余地がありません。