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2015年4月29日 (水)

最後の最後で起きた大問題(2)

4月25日(土)のショーで、午後の部のジャッジが午前の部の審査中のショー会場に入り、あろうことか、今まさにファイナルが始まろうというリング内に足を踏み入れた”事件”。

おそらく、このジャッジはこう釈明するでしょう。

「まだ午前の部の審査中だったとは知らなかった」--。

本当にそうでしょうか?

実際の目撃証言によって、このジャッジの足取りをもう一度、確認しておきましょう。

まず、このジャッジは午後に自分が担当するリングに行きました。このリングは既に午前の部の審査は終了していましたから、リングにはクラークがいただけでした。

しばらくその自分のリングにいた後、午前の部のファイナルが始まる直前の隣のリングに行きました。

もしかすると、ここで「午前の部の審査は終わっていない」と気付いた、と言い訳するかもしれません。

仮にそうであれば、このジャッジはすぐに会場の外に出ていたでしょう。

しかし、このジャッジはなお、会場内にとどまり、会場内にある猫グッズのお店に行き、出陳者と談笑していたのです。

このお店で、このジャッジがどの出陳者と話していたかは、証拠写真があるそうですから、言い逃れのしようがありません。

このジャッジはTICAのオールブリードジャッジであり、別の若手ジャッジのスポンサーにもなっている人物です。

こうしたジャッジが、このショーがオルタネイティブショーであることを知らなかったということはあり得ませんし、オルタネイティブショーにおけるルールとは何かを知らなかったということもあり得ません。

もし、TICAのルールを理解していないでこうした行為をしたというのなら、オールブリードジャッジである資格も、スポンサーになる資格もないのですから…。

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