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2015年4月22日 (水)

新・驚き呆れ果てた被告側「主張」(1)

時が経つのは早いもので、もう2年近く前のことになります…。

確かに日本のベンガルが8点差で、「世界ナンバー1」のベンガルになりました。

アジアディレクターを務めるクラブオーナーら被告側は、あたかも2013年4月29日のアクトのショーによって、そうなったかのように主張し続けていますが、どうしてそう言えるでしょうか?

改めて8点差で逆転する為の”条件”を考えてみたいと思います。

第1に、この逆転劇はアクトのショーの成績だけの問題ではなかったということです。

逆転されて2位に甘んじることになった米国のベンガル猫は2013年4月27~28日の米国オクラホマ州のショーに出ていました。

全部で10あったABリングのうち8リングでファイナルに入り、その成績は1位、1位、1位、1位、2位、3位、6位、6位でした。

このBGが8点差で逆転されたということは、2~6位の4つのリングのどれか1つのリングの順位が1つ上がっていれば、逆転を阻止できたことになります。

アジアディレクターを務めるクラブオーナーら被告側は、私たちが欧米のジャッジにまで手を回し、この米国のベンガル猫の順位まで操作したと主張するつもりなのでしょうか?

第2に、この年度の最後の週末(金・土・日)は米国4カ所でショーが開かれていました。

キャッツのカウントを確認すると、ミシガン州のショーがAB15リングでカウントは39~46、オクラホマ州のショーはAB10リングでカウントは45~50、ジョージア州はAB5リングでカウントは46~51、コネチカット州のショーはAB12リングでカウントは27~37でした。

何が言いたいかというと、ABリングの数が多いショーは他にもあったのに、オクラホマ州のショーを選んだのは米国のベンガルブリーダー自身だったということです。

決して、私たちが手を回して米国オクラホマ州のショーに出させたわけではありません。

つまり、もし8点差の”大逆転”が「アクトのショーによってもたらされた」とする被告側の主張が正しいとするなら、私たちが米国のベンガル猫をオクラホマ州のショーに出させ、欧米ジャッジの順位を操作したことを立証する必要があるのです。

しかし、被告側はこれらの何ひとつ立証しようとせず、邪推と臆測だけで根拠のない主張を約2年にわたり続けています。

私が、被告側の主張を「悪質かつ悪意的」と思うのは、被告側が事実を正確にTICAのボードにも裁判所にも伝えず、都合のいいように歪めて主張し、邪推と臆測を報告しているからに他ならないのです。

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