まさか本気とは呆れ果てました…(2)
このクラブのオーナーがTICAのジャッジでなければ、そんなに大きな問題にはならないかもしれません。
なぜなら、一般メンバーにはTICAのジャッジほどには厳しい「倫理規律」が求められていないからです。
しかし、今回は違います。
アジアディレクターであるクラブオーナーはTICAのオールブリードジャッジでもあるわけですから、こうしたショーの入れ方に対し「プロテスト」を申し立てられれば、Judging Program 「418.1.2 Conduct unbecoming a TICA judge(TICAのジャッジとして相応しくない言動)」に当たるかどうかが議論されるはずだからです。
TICAの歴史上、12日間に3回連続で、延べ5日間もショーを開くのはおそらく初めてでしょう。
いや、他の猫団体でさえ、こんな異常なことはやっていないはずです。
アジア(それも日本)の1頭あるいはそれ以上の猫のタイトル/アワードランキングの押し上げも狙ってショースケジュールを入れたことは明らかですから、TICAのジャッジとして相応しくない言動であったと”断罪”されなければなりません。
それとも、今もなお、たとえ「プロテスト」を申し立てられても「No Action」で切り抜けられると高を括っているのでしょうか…。