出陳受け入れは形だけの”ポーズ?”
「どうしてエントリーしたの? このジャッジの顔触れなら出陳しても意味ないでしょう」--。
先週末のショーで出陳を受け付けられ、久しぶりにアジアディレクターが主催するショーに参加した出陳者がこんなことを言われたそうです。
私もそんな気がしないではなかったのですが、実際に他の方からそう告げられると、「やはりそういうことか…」と思わざるを得ません。
この出陳者の猫にいい成績を付けないジャッジで固めればエントリーして来ないだろうし、万が一、エントリーしてきて出陳を受け入れたとしても、いい成績は取れないだろうーーという見立てです。
クラブ側が本当にそんなことを意図したのか、この人物の単なる臆測かは誰にも分かりません。
しかし、この”読み筋”を裏付ける状況根拠になりそうな出来事がないわけではありません。
それはこの出陳者の猫にいい成績 を付けたジャッジはショーに招かれなかったり、干されたりするという事態が起きていることです。
アクト潰し、私潰しと、猫の成績阻止の”一石三鳥”を狙っていると”解説”する方もいます。
「出陳拒否」が”非合法”的な嫌がらせであり、「プロテスト」や裁判を起こされてしまうなら、「プロテスト」されず裁判を起こされない”合法的”な嫌がらせをすればいいという発想なのかもしれません。
もしそうなら、出陳受け入れは形だけの”ポーズ”に過ぎないことになります。
表向きは正常化したように見えても、問題の根は底流の”マグマ”として流れ続けることになると言わざるを得ません。