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2015年2月21日 (土)

続・驚き呆れ果てた被告側「主張」(3)

苦し紛れなのか、それとも見苦しい“言い訳”なのでしょうか…。

昨年2月1~2日のショーの出陳を巡り、被告のエントリークラークが原告である出陳者からの申し込みを一時、「保留」した件についてです。

原告側は、TICAのショールールに「保留」という規定がないこと、ショールールには「エントリクラークは受け取った順に受け付けるべきである」と書いてあることを指摘したわけですが、それに対する被告側の反論は以下のようなものだったそうです。

「原告による出陳を認めるか否かの判断について保留としたもので、申込みの受付自体を保留したものではない」--。

まるで”官僚”さながらの禅問答のような反論ですが、何人のTICAアジアメンバーがこの被告側の主張に納得するでしょうか?

私が指摘したいのは、「出陳者」目線に欠けている点です。

出陳者からお金を頂いてショーを開催しているわけですから、主催クラブにとって出陳者は”お客様”…。

そうであるなら、「出陳者」の視点で物事をとらえなければならないはずです。

エントリークラーク自ら「保留」と言っているわけですから、出陳者から見れば、受け付けてもらえず、「保留」になったことに変わりありません。

理由がどうであれ、受け付けられずに「保留」されてしまったのです。

こんな「保留」の言い訳が通用するなら、嫌いな出陳者からのエントリーや、成績のいい猫を持つオーナーからの申し込みはいつまでも「保留」にできてしまいます。

「どうして『保留』されているのですか?」と聞かれたら、「申し込みの受付自体を保留したのではありません。出陳を認めるか否かの判断について保留としただけです…」と答えればいいというわけです。

こんな事がまかり通るなら、「エントリークラークマニュアル」も「ショールール」も必要ないということになってしまいます。

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