続・驚き呆れ果てた被告側「主張」(3)
苦し紛れなのか、それとも見苦しい“言い訳”なのでしょうか…。
昨年2月1~2日のショーの出陳を巡り、被告のエントリークラークが原告である出陳者からの申し込みを一時、「保留」した件についてです。
原告側は、TICAのショールールに「保留」という規定がないこと、ショールールには「エントリクラークは受け取った順に受け付けるべきである」と書いてあることを指摘したわけですが、それに対する被告側の反論は以下のようなものだったそうです。
「原告による出陳を認めるか否かの判断について保留としたもので、申込みの受付自体を保留したものではない」--。
まるで”官僚”さながらの禅問答のような反論ですが、何人のTICAアジアメンバーがこの被告側の主張に納得するでしょうか?
私が指摘したいのは、「出陳者」目線に欠けている点です。
出陳者からお金を頂いてショーを開催しているわけですから、主催クラブにとって出陳者は”お客様”…。
そうであるなら、「出陳者」の視点で物事をとらえなければならないはずです。
エントリークラーク自ら「保留」と言っているわけですから、出陳者から見れば、受け付けてもらえず、「保留」になったことに変わりありません。
理由がどうであれ、受け付けられずに「保留」されてしまったのです。
こんな「保留」の言い訳が通用するなら、嫌いな出陳者からのエントリーや、成績のいい猫を持つオーナーからの申し込みはいつまでも「保留」にできてしまいます。
「どうして『保留』されているのですか?」と聞かれたら、「申し込みの受付自体を保留したのではありません。出陳を認めるか否かの判断について保留としただけです…」と答えればいいというわけです。
こんな事がまかり通るなら、「エントリークラークマニュアル」も「ショールール」も必要ないということになってしまいます。
昨年2月1~2日のショーの出陳を巡り、被告のエントリークラークが原告である出陳者からの申し込みを一時、「保留」した件についてです。
原告側は、TICAのショールールに「保留」という規定がないこと、ショールールには「エントリクラークは受け取った順に受け付けるべきである」と書いてあることを指摘したわけですが、それに対する被告側の反論は以下のようなものだったそうです。
「原告による出陳を認めるか否かの判断について保留としたもので、申込みの受付自体を保留したものではない」--。
まるで”官僚”さながらの禅問答のような反論ですが、何人のTICAアジアメンバーがこの被告側の主張に納得するでしょうか?
私が指摘したいのは、「出陳者」目線に欠けている点です。
出陳者からお金を頂いてショーを開催しているわけですから、主催クラブにとって出陳者は”お客様”…。
そうであるなら、「出陳者」の視点で物事をとらえなければならないはずです。
エントリークラーク自ら「保留」と言っているわけですから、出陳者から見れば、受け付けてもらえず、「保留」になったことに変わりありません。
理由がどうであれ、受け付けられずに「保留」されてしまったのです。
こんな「保留」の言い訳が通用するなら、嫌いな出陳者からのエントリーや、成績のいい猫を持つオーナーからの申し込みはいつまでも「保留」にできてしまいます。
「どうして『保留』されているのですか?」と聞かれたら、「申し込みの受付自体を保留したのではありません。出陳を認めるか否かの判断について保留としただけです…」と答えればいいというわけです。
こんな事がまかり通るなら、「エントリークラークマニュアル」も「ショールール」も必要ないということになってしまいます。