いい”教え”も読む人によって台無し
世界を脅かす「イスラム過激派」…。
しかし、「イスラム教」自体が悪いわけでないことは多くの人が知っています。
要は、どんなにいい”教え”や”戒め”などが書かれていても、読む人の心が歪んでいては台無しなのです。
イスラム教だけではありません、キリスト教、仏教も同様です。
原始仏典のひとつ「スッタニパータ経典」も、この経典の中のどの言葉を”戒め”とし、どの言葉を”教え”とするか、そして読む人の心がどうかで、大きく変わります。
「諸々の愚者に親しまないで、諸々の賢者に親しみ、尊敬すべき人々を尊敬すること」もいいですが、その前に次の言葉を”戒め”として心に刻むべきでしょう。
「悪い人々を愛し、善き人々を愛することなく、悪人のならいを楽しむ。これは破滅への門である」