なんと8カ月もかかるとは…
物事を正しく認識し、正しく判断するのは良識と常識の第1歩だと思うのですが、それにしても8カ月もかかるとは…。
アジアディレクターを務めるオーナーのクラブサイトから、4月の「審尋」について「これを裁判といい、主張が通った事を勝ったと言った所で、それがどれ程の罪になるのでしょうか? ウソを言っている訳では有りません」と書いたクラブ員宛のメッセージが消えました。
同時に、サイト上でTICAメンバーや弁護士の実名を晒した「審尋」に関する「通知書」や「取下書」も削除しました。
年明けとともに削除したようですから、間違い(あるいは勘違い)だったと気付くまで8カ月以上かかった計算になります。
8日(木)に裁判の第3回期日を控えていますから、「このままではまずい…」と思ったのかもしれません。
しかし、事はそう単純ではありません。
このクラブサイトに行ってみれば分かりますが、トップページの冒頭には今なお、「2014 Spring Board Meeting 議事録」(和訳)のリンクが張ってあるのです。
もちろん、そこにはTICA本部が”虚偽記載”があったと認め、アニュアルのボードで虚偽部分を削除するとの決議をした文章がそのまま日本語訳で掲載してあります。
TICA本部はその部分を「春の議事録」(英文)から即座に削除しましたが、アジアディレクターは今も削除を頑(かたく)なに拒んでいるようです。
アジアディレクターはもしかするとこころの底では、「日本の裁判所は、本件原告が提訴した憲法関連訴訟においても当該クラブ側に有利な判断を行った」といまだに信じているのかもしれません。
スッタニパータ経典にはこんな言葉が並んでいます。
「嘘をついてだますならば、これは破滅の門である」「嘘をついてだます人─賤しい人で あると知れ」--。
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