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2015年1月13日 (火)

驚き呆れ果てた被告側の「主張」(1)

不当な出陳拒否を巡る裁判において、原告側は「TICA公認のショーである限り、主催クラブ及びショーコミッティーは適法にショーを運営することを求められている」と主張しました。

しかし、これに対するアジアディレクターら被告側の反論は唖然とするものだったようです。

被告側の主張は以下のようだったからです。

「『適法』を文字通り法令に従うことを意味するのであれば否認する」

「キャットショーの運営に関する『法令』は存在せず、ただ『TICAが定めた内規』に従うことを求められているのみである

私はこれを聞いて耳を疑いました。

キャットショーは各国の「法律」「法令」に従ったうえで、TICAが定めた独自の細かなルールに基づいて開催するというのが私たちメンバーの共通認識なのではないでしょうか?

「法令」だけではありません。

様々な人々が集まるわけですから、「法令」や「ルール」で明文化されていなくても、”慣習”や”常識”“良識”に従うのも常識でしょう。

良識と常識ある社会人であり、まともなTICAメンバーであれば、「『TICAが定めた内規』に従うことを求められているのみである」とは、どう考えても出てこないように私には思えます。

こうした主張を、TICAボードメンバーのひとりであるアジアディレクターらが裁判所において公然とするところに、TICAアジアが抱える問題の深刻さがうかがえます。

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