TICA会長・副会長選挙の重要性とは(14)
TICAのボードの春の議事録に”虚偽記載”があり、アニュアルのボードでその部分を削除するという決議がされたのは記憶に新しいところです。
これはボードに虚偽の報告がなされ、ボードがそれを鵜呑みにしてしまったために起きた前代未聞の“不祥事”でした。
しかも、それが”アジア発””日本発”だったわけですから、世界に”大恥”をさらしたと言える”事件”でした。
しかし、TICAのボードはいまだにどうしてこのような事が起きてしまったのかについて検証作業もしなければ、どこに原因があり、再発防止のために何をすべきなのかについて、何ひとつ取り組んでいません。
私にしてみれば、検証と再発防止はボードとしての「基本動作」とも言えるものですが、今の動きを見る限り、そうした認識に欠けるように思えてなりません。
これひとつ取ってみても、「ボード改革」の必要性があるはずですが、そのことを訴えた候補者はひとりもいません。
何の検証も反省もなく、再発防止策も取らないボードであり続けるなら、これまで同様、虚偽報告や捏造報告があっても見過ごしてしまい、今後も議事録に“虚偽”を記載するという”醜態”をさらすことになるのではないかと心配しています。