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2014年12月10日 (水)

TICA会長・副会長選挙の重要性(11)

TICAのボードにおいて、「Executive session(秘密会議)」があることをご存知でしょうか?

ボードメンバー以外でこの会議に加わるにはボードの決議が必要になります。

「プロテスト」の審議をする際など、どうしても個人的なことが話題に上ることから、個人的な事柄については部外秘で話し合うというものです。

しかし、メリットもあれば、デメリットもあります。

この秘密会議でどんな証拠や証言が提出され、どのような議論があったのかは参加者にしか分からず、でっち上げの証拠が提出されようが、偽証されようが、検証のしようがありません。

証拠の捏造や偽証がないという前提に立っており、その意味では、これも「性善説」に基づいたルールと言えます。

メンバーに濡れ衣を着せようとしたり、罪に陥れたりしようとする人物が紛れ込み、「秘密会議」をいいことに、偽証と捏造の限りを尽くしたなら、「プロテスト」における公平、公正な判断は望めないでしょう。

もちろん、「秘密会議」のメリットを否定するつもりはありません。非公表を前提に、自由に率直な意見を出し合えるからです。

しかし、それはあくまで「性善説」に基づく理屈であって、「性悪説」に基づくならデメリットの方が遙かに大きいと言わざるを得ません。

私は「秘密会議」の在り方を再考する必要性があると考えていますが、今回の候補の誰ひとりとして、この話題に触れていないのは残念と言うほかありません。

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