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2014年12月23日 (火)

コメントの競演に酔いしれたTICAショー

今なお、興奮冷めやらぬショーの余韻が残っているのはそれだけ充実していたからなのでしょう。

とりわけ印象的だったのは、ジャッジの冴え渡るコメントの数々でした。

「スタンダード」の説明を超えたところに、そのジャッジの個性が表れるなら、一昨日のショーはTICAのジャッジの個性の競演だったとも思える内容でした。

「これまで私が見てきた中で3本の指に入る」--。

あるリングでのファイナルでのこんなコメントは、たゆまず改良に取り組み続けて来たブリーダーにとっては、この上ない”クリスマスプレゼント”になったことでしょう。

キャットショーはあくまで、その時々の相対評価で順位付けしますが、こうしたブリードの改良努力を讃えるジャッジのコメントは、ブリーダーをさらに高みに導く上でとても大切に思えます。

一方、世界各地を飛び回るジャッジからは、国際比較を交えたコメントが光りました。

確かに、ポイント争いと言う点では世界各地の猫と競っているわけですが、世界各地のショーやそこに出て来る猫の話を交えて聞くと、世界のキャットショーが目の前に広がるような気になります。

世界のレベルの中での自分のブリーディングの位置を知る上でも、非常に重要なコメントと言えるでしょう。

大人の知的センスがキラっと光るジャッジのコメントも印象的でした。

黒田日銀総裁が打ち出した金融の「異次元緩和」になぞらえた「異次元の…」という表現は、まさに抜きん出た素晴らしさを形容するコメントとしては、最もインテリジェンスと機知に富んでいると言えるのではないでしょうか。

一昨日のショーは、こうした素晴らしいジャッジのコメントの競演に酔いしれたショーでもありました。

あらためてこうしたショーを実現し、成功に導いたクラブとスタッフの方々に感謝したいと思います。

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