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2014年12月28日 (日)

消えたショーフライヤーの「注記」(4)

クラークの資格を持つ方々、あるいはクラークの勉強をされている方々も多いと思いますので、改めてクラークについてひと言、触れたいと思います。

「クラーキングマニュアル」の冒頭の「Introduction」についてです。

こう書いてある部分を読み飛ばしていないでしょうか?

「Familiarity with the current TICA Show Rules, By-Laws, accepted breeds, Championship Advancement Classes (Preliminary New Breeds, Advanced New Breeds, and New Traits) colors and competitive divisions is essential」

日本語に訳すと、「現在のTICAのショールール、バイロー、公認ブリード、チャンピオンシップ/PNB/ANB/NTのカラー、ディビジョンに精通していることが絶対に不可欠なのです」

資格を持つ持たないは別にして、クラークに入ることでルールに詳しくなり、公認ブリードや各カラー、ディビジョンに詳しくなれると勘違いしている人がいたとしたら、全く違います。

冒頭に書いてあるように、「現在のTICAのショールール、バイロー、公認ブリード、チャンピオンシップ・PNB・ANB/NTのカラー、ディビジョンに精通している」人が、クラークの仕事をするのです。

クラークは確かに、ある意味において勉強の場とも言えますが、本来的に言えば”勉強の場”では決してないのです。

「the current TICA Show Rules, By-Laws」と書いてあることからも分かるように、クラークは常に議事録をチェックし、どのようなルール改正が行われたのかを把握していなければなりません。

「バイロー」の和訳はありませんから、ある程度の英語力も必要でしょう。

一足飛びにクラークの頂点であるエントリークラークの任を受けるのが一概に悪いわけではありません。

しかし、そうであるからには不当な出陳拒否に応じない高い見識と実務能力を併せ持たなければならないはずです。

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