杜撰な「プロテスト」に呆れ果てるばかり(16)
共同申立人名簿については、”怪しげな”と前置きしてもいいかもしれません。
というのも、名前の下に記載されている住所が間違っているケースがあるからです。
もし、共同申立人全員が事前に「プロテスト」の文書と名簿を確認していたならば、自分の名前と住所が正しく記載されているかどうかは必ずチェックするはずです。
そうなると、可能性として高いのは、誰かが本人の承諾・許諾なく、共同申立人名簿に名前と住所を載せたのではないかという”疑惑”です。
もちろん、共同申立人が正確に伝えたのに、セクレタリーか誰かが入力ミスした可能性もありますし、共同申立人が最終案を確認する段階で見落 とした可能性もゼロとは言えません。
しかし、異議申し立ての正式な文書なのですから、共同申立人全員に最終チェックを求め、それを確認したうえでTICA本部に送るのがまともな社会人としての書類の提出の仕方です。
こうした経緯もまた、TICAが追及しないのであれば、裁判を通じて追及していくしかないでしょう。