ルール理解の”好機”が台無し
解説を始める前に、みなさんに考えて頂きたいことがあります。
それは、アジアディレクターとしての「責務」は何かと言うことです。
言い換えるなら、「アジアディレクターにしか出来ないことは何か?」ということであり、それをしてもらうために、多くのメンバーが票を投じたわけです。
ルール改正の英語の説明書を右から左へ翻訳して配布するだけなら、ディレクターでなくても出来ます。
では、ディレクターでなければ出来ない事とは何でしょう?
それはルール改正の解説と背景説明です。
なぜなら、アジアディレクターはTICAのボードメンバーとして、ずっとボードの議論に加わっており、アジアで一番詳しいはずだし、詳しくなくてはならないからです。
解説と背景説明はボードメンバーであるディレクターにしか出来ません。
ディレクターにしか出来ないことをせず、誰にも出来ることしかしないのであれば、ディレクターである必要はなく、それが出来る人に代わってもらわなければ、アジアリジョンメンバー全員の利益につながらないばかりか、TICA全体にも悪影響を与えます。
それだけではありません。
折角、アジアのTICAメンバーがルールを勉強する絶好の機会なのに、それをみすみす逃すことになってしまいます。
投票項目になっているルール改正についての勉強会やセミナーを、ショーの合間でも開けばいいのに、それすらしようとはしません。
アジアディレクターは先週末のショーに2日間とも顔を見せていましたが、ルール改正の説明を出陳者に詳しく説いて回ってはいないようでした。
自分がオーナーのクラブのショーを開くことばかりに精を出さず、ルールの知識の底上げと啓蒙になぜ、力を注ごうとしないないのか…。
私には全く理解出来ません。
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