再燃する”ブラックリスト”問題(5)
それは「サスペンションリスト」(ブラックリスト)に関しても言えます。
以前も指摘したことがありますが、「ルール」は独立した一項目だけで判断できません。ルール全てにおける整合性のもとで理解しなければならないのです。
その意味で言えば、TICA公認クラブである限り、「サスペンションリスト」に関してはTICAの「By-Laws」と「Standing Rules」の規定に基づいて適用されなければならないことは自明です。
ですから、リジョンセクレタリーが代表を務めるクラブはTICA本部の、「サスペンションリスト」に準じて、この出陳者にどういう問題があり、それがどのルールに抵触するかを明らかにするする必要があります。
仮に、何の証拠を示せないにもかかわらず、クラブの”サスペンションリスト”に載せたとしたら、それはこの出陳者に濡れ衣を着せて、信用と評判を毀損したことになります。
「By-Laws」と「Standing Rules」も読まず、何の正当な根拠もなく、証拠もないままに出陳者を無闇矢鱈に「サスペンションリスト」に載せたとしたら、それは”蛮行”に他なりません。