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2014年11月30日 (日)

ルール改正、ここがポイント(3)

今日は「PROPOSAL 2」を取り上げます。

もうひとつ残っている「PROPOSAL 1」とともに、レジストレーションルールに関する改正案です。

そして、この2つの改正案は新しい猫種を生み出そうとしているブリーダーに主に関係するものであり、日本人には関係が薄いかもしれません。

ですが、あながちそうも言えないので注意が必要です。

「PROPOSAL 2」の大きなテーマは「structural mutation」であり、これをTICAとしてどう位置付け、どう扱うかというものです。

アジアディレクターが配布した日本訳では「構造的変異」となっていましたが、「構造的な突然変異」と訳した方がより分かりやすいと思います。

さらに、日本訳文書には誤訳があるので、改めて説明すれば、それらは例えば、スコティッシュ・フォールドの耳、マンチカンの短い足、アメリカン・カールの耳などですが、「これらに限ったものではない」とも英文では強調されています。

こうした改正案が提出された背景には、「構造的な突然変異」であっても、そうした特徴を生かした新しい猫種を積極的に生み出していこうという人たちと、それに反対する人たちのせめぎ合いがあることが窺えます。

レジストレーションルールとして、「構造的な突然変異」の定義を定めた31.6を追加するとともに、33.2.1と32.2.2にも追加の文章を加えることで、「構造的な突然変異」の特徴を持つ、すでに確立された猫種(スコティッシュ・フォールドややマンチカンなど)を安易に使わせないようにしようとしています。

そして、仮にスコティッシュ・フォールドやマンチカンなど既存の確立された「構造的な突然変異」の特徴を持つ猫種を、新しい猫種の創出に使う際は、該当するブリードブループの投票による過半数の賛成による許可がなければできないことを、39.4として定めようとしています。

この改正案に対する賛否はある意味、極めて重要です。

TICAの将来の方向性だけでなく、猫そのものに対する真の愛情の有無をもメンバーの心に問い掛けるものだからです。

人によっては宗教上や、信条上の理由も関係してくるかもしれません。

改正案が通れば、「構造的な突然変異」の特徴を持つ新しい猫種の創出の動きに”ブレーキ”をかけることにつながりますし、否決されれば”ブレーキ”はかかりません。

この改正案自体に関する個人的な賛否の見解は述べませんが、すでに解説を加えた「PROPOSAL 3」や「4」とは全く次元の異なる問題だけに、これらが並列的に並べられて投票にかけられることに、私は違和感を覚えずにはいられません。

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