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2014年11月28日 (金)

ルール改正、ここがポイント(1)

順番通りでなくてすみません。「PROPOSAL 4」から始めたいと思います。

詳しい話をする前に、私がまず驚いたのはTICAのボード自体がショーにおいて「ルール違反」があることを公に認めたからです。

それはアジアディレクターが配布した日本語の説明文書にも書いてあります。

アルタークラスにおいて、去勢猫を隣同士の審査ケージに入れることは日本ではありませんが、どうも日本以外ではあるようなのです。

それは「In some instaces, to facilitate judging, neuters are benched next to each other in the ring」とあり、「but it is against the show rules」と書いてあることからも分かります。

そこで、TICAのボードはショールール29.4.5を修正し、「成猫のオスまたは去勢猫は審査ケージに隣り合わせて入れてはならない」の後に、「しかしながら、去勢猫についてはオーナーの許可があれば隣同士の審査ケージに入れることができる」という文章を加えようと提案しています。

ルールが現実の後から付いてくる、いわゆる”後追い行政”の代表例みたいなものですが、その賛否を問うているのが「PROPOSAL 4」です。

「PRO メリット」には「リング内により多くの猫を入れることができる」とあり、「CON デメリット」には「クラークはオーナーから許可を取る必要がある」「隣同士の去勢猫が興奮する場合がある」と書いてあります。

さて、賛成すべきでしょうか? 反対すべきでしょうか?

このブログでは賛成すべきか、反対すべきかを説明するものではありませんので、それについては書きません。

ポイントがどこにあるかをみなさんにお示しするだけです。

①「ルール違反」が現実にあるからと言って、ルール変更することで違反をなくすことが正しいことなのでしょうか?

②出陳者の立場からすれば、予期せぬ事態が想定される以上、隣同士に入れないに越したことはないと思うのではないでしょうか?

③クラークの立場からすれば、もし、隣同士に入れようと思うなら、ナンバーを立てる関係上、事前に出陳者の元に走って行って了解を取らねばなりません。

しかし、ただでさえ忙しいクラークにとって、果たしてそうしたことが現実的と言えるのでしょうか?

たとえ、一方のオーナーから了解を得られても、もう一方のオーナーが拒めば、隣同士に入れることはできません。「せっかく、了解を取ろうと思ったのに…」といったクラークのぼやきが聞こえてきそうです。

となると、
事前に出陳者の元に走って行って了解を取るぐらいなら、ひとつ置きに入れる方を選ぶのではないでしょうか?

④仮に、オーナーの了解を事前に取って、去勢猫を隣同士の審査ケージに入れたものの、興奮して審査に影響が出た場合に、誰が最終的に責任を取るのでしょうか? 

もし、了解した出陳者に責任があるとされるのであれば、去勢猫のオーナーは誰も了解しないでしょう。

こうした様々な点を考えた上で、「PROPOSAL 4」への賛否を決める必要があります。

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